肥満病気の症状集

2012年02月05日 category : 生活習慣病 タグ:

肥満の症状

  • 体重増加

肥満と関係する病気

肥満と健康

肥満はさまざまな病気と関係しています。さらに現代社会は飽食社会といわれており、肥満が増えています。ある調査では成人男性の30%、成人女性の23%が肥満の状態で、男女を合わせると実に2700万人が肥満者であるという結果が出ています。

日常生活においても「最近太った」などという会話もよくありますが、そもそも肥満とはどのような状態か知っているでしょうか?まずは肥満について知ることから始めましょう。よく使われ非常にわかりやすい基準として、日本肥満学会の基準の「BMI(体重指数)」があります。肥満とはこのBMIが25以上の場合のことを言います。摂食障害でも書いたのですが、このような基準を知らずに「私は太っている」と思い込み、無理なダイエットをしてしまう人もいます。ダイエットはあくまでも健康になるための手段の1つですので、きちんと自分の状態を客観的に把握しておくためにもBMIを覚えておきましょう。ちなみにBMIが18を切る人はやせすぎですので、そちらも注意してみておきましょう。

BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

一度自分のBMIを計算して肥満度をチェックしておきましょう。

内臓脂肪を減らそう

さて、BMIの数値が高い人は何が問題かというと、内臓脂肪が体にたまっていて、それにより動脈硬化・高血圧・脂質異常症・心筋梗塞・脳卒中・糖尿病などいろいろな病気になる危険性が上がります。そのためダイエットにより、内臓脂肪を減らしてこれらの生活習慣病を未然に防ぐことが大切になってくるのです。

最近は体脂肪を測る機械なども多くあります。体脂肪というのは「皮下脂肪」と「内臓脂肪」を合わせたもののことです。

皮下脂肪

皮膚の下にたまる脂肪で、主に閉経前の女性の肥満の原因となります。一度たまると減りにくいという特徴があります。

内臓脂肪

腸の周囲などにたまる脂肪で、男性や閉経後の女性の肥満の主な原因になります。食べ過ぎや運動不足によってたまりやすいですが、きちんと対策をたてることにより減らしやすいといわれています。

生活習慣病との関係

もともと体内には脂肪細胞というものがあり、生きていくうえで重要な働きをしています。そのため内臓脂肪が増えすぎてしまうと、血糖や血中物質、血圧などに悪影響を及ぼして、生活習慣病を引き起こします。

脂肪細胞がどのような働きをしているかというと、「生理活性物質」を作り出し、体のバランスをうまくとっています。主に次のようなものがあります。

アディポネクチン…動脈硬化の進行を抑えて、糖尿病、高脂血症、高血圧の予防に役立ちます。

TNF-α…腫瘍を壊死させる効果があります。しかし、増えすぎるとインスリンの効きを悪くして、血糖値が上がってしまいます。

アンジオテンシノーゲン…血圧を上げる効果があります。低血圧を防ぎますが、増えると高血圧になってしまいます。

PAI-1…血液を固まりやすくして、出血を止めます。増えると血栓(血の塊)ができやすくなって、心筋梗塞の危険があります。

このように生理活性物質は少なすぎても、多すぎても問題が出てくるのです。

最近話題のメタボ

最近は肥満とメタボについて取り上げられることが多くなっています。メタボは正式にはメタボリックシンドロームといいます。メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪の蓄積が血糖や血中物質、血圧に悪影響を及ぼした状態で、動脈硬化が飛躍的に進み、心筋梗塞なども起こりやすくなります。

このメタボですが、テレビなどでウエストのことが大きく取り上げられたため、ウエストが太い人がメタボという印象がついてしまいました。実際には少し違うので紹介しておきましょう。

まずはウエストを測りましょう。おへその高さの腹囲が『男性85㎝以上、女性90㎝以上』の人(またはBMIが25以上の人)は次の3つの項目のうち2つ以上当てはまればメタボと診断されます。

  • ・中性脂肪150mg/dlかつ、または、HDLコレステロール値40mg/dl
  • ・収縮期血圧130mmHg以上かつ、または、拡張期血圧85mmHg以上
  • ・空腹時血糖値110mg/dl以上

しかし、メタボは専門家の間でも意見が分かれています。特にウエストの値が少人数のデータから基準を決めたため、さらに検証が必要になると思われます。そのため今後基準が変わる可能性があります。

ダイエット

ダイエットは大きく2つの段階に分けられます。

第1段階は、内臓脂肪を減らすダイエットです。内臓脂肪は食事の改善や運動により、比較的短い時間でも減りやすいといわれています。この段階では標準体重まで落とす必要はありません。「今の体重の5%減らす」と血糖や血中物質値、血圧などが改善されます。

第2段階は、皮下脂肪を減らすダイエットです。内臓脂肪の時よりも時間がかかりますので、計画を立ててじっくりと行っていく必要があります。

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