脳血管性認知症病気の症状集

2011年09月28日 category : 認知症 タグ: , , ,

脳血管性認知症の症状

  • ・脳卒中による麻痺、言語障害
  • ・もの忘れ
  • ・認知機能低下

脳血管性認知症とは

脳血管性認知症は、アルツハイマーやレビー小体といった横文字とは違い、漢字で書かれているためイメージもしやすいかと思います。つまり脳血管性認知症とは「脳の血管に障害が起きてなる認知症」ということになります。

では脳血管が障害される病気は何かというと、「脳卒中」があります。

脳卒中には脳の血管が詰まる「脳梗塞」と、脳の血管が破れて出血する「脳出血」があります。脳卒中が起こり脳にダメージがあると、場所によって「麻痺」や「言語障害」など様々な症状が出てきます。

だいたいは脳卒中が起こり麻痺や言語障害が出た後に、「今までできたことができない」「やる気がない」という認知症の症状が現れます。しかし、中には脳卒中の症状が出ずにいきなり認知症の症状だけが現れえることがあります。

周りの人は「何かおかしい」と感じたときは、一度病院を受診してみましょう。

主な症状

多くの場合、麻痺や言語障害など、はっきりとした脳卒中の症状が現れた後に、認知症の症状が現れます。

ただし、はっきりとした脳卒中の症状がなく、認知症の症状だけが現れる場合もあります。この場合、普段できていたことがある日突然できなくなり、周りの人が異変に気付くことが多いです。

認知症の症状

・今までできていたことができなくなる(服をきちんと着られないなど)

・物事に無頓着になる

・急に不注意になる(運転中に信号などを見落とすようになる)

・居眠りが多くなる

・何事もやる気がなくなる

脳血管性認知症は、脳卒中が原因なので、脳卒中の発作を繰り返すたびに、認知症の症状も階段を降りるように段階的に進行していきます。

予防と治療

アルツハイマー病は徐々に認知症が進んでいきますが、脳血管性認知症は脳卒中を起こすたびに認知症が進みます。よくいう例えでは、アルツハイマー病は下り坂を降りるように悪化し、脳血管性認知症は階段を降りるように悪くなります。

そのため脳卒中が繰り返し何度も起こらないようにすることが、脳血管性認知症の予防につながります。

脳卒中の再発を予防

脳卒中には脳梗塞と脳出血の2つがあります。脳梗塞の場合は脳の血管が詰まって起きるので、血液を固まりにくくする効果のある「抗血小板薬」を使います。また心臓に原因がある脳梗塞の場合には、「抗凝固薬」という薬を使い、血栓を予防します。脳出血の場合は原因である高血圧の治療などをします。

生活習慣病の予防

生活習慣病があると脳卒中が起こる可能性が上がります。再発を予防するためににも生活習慣病の治療をすることが大切になります。高血圧や高脂血症、糖尿病などそれぞれに合った治療をしていきます。

認知機能に対しての治療

認知機能に対する薬は、アルツハイマー病でも使った「ドネぺジル」を使います。

以前は脳血管性認知症とアルツハイマー病は全く別の病気だと考えられていたのですが、脳血管性認知症の患者さんの3割がアルツハイマー病を合併していることがわかっています。そのためなるべく早期発見し、ドネペジルで治療していく必要があります。

生活環境を整えましょう

脳血管性認知症の治療は薬の治療と合わせ、生活環境が大きく影響しています。まずはしっかりとリハビリテーションを行いましょう。麻痺や言語障害のリハビリをすることで、活動の場を広げ、様々な人とコミュニケーションをとりましょう。

また自分でできることは、自分でやることが大切です。少々不自由さがあり完璧にはできなくても、自分でやることで普段の生活に活力が出てくるでしょう。

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