食道がん病気の症状集

2011年11月09日 category : がん タグ: , , , , , ,

食道がんの症状

  • ・初期症状なし
  • ・しみる
  • ・体重減少
  • ・嗄声
  • ・眼瞼下垂
  • ・縮瞳
  • ・徐脈
  • ・むくみ

食道がんについて

食道がんとは、食道粘膜上皮から発生する悪性腫瘍(がん)です。組織学的には90%以上が扁平上皮癌といわれています。

食道がんは60歳以上の高齢男性に多く、男性と女性の比は約6:1とされています。

食道がんの原因は明らかではありません。アルコール、禁煙と熱い食物は危険因子といわれています。食道の中部にできることが多く、次に下部食道に多く発生します。

食道がんの初期は無症状でまれにものを飲み込むときに「しみる」感じがありますが、進行がんでは食道が狭くなり嚥下困難(とくに固形物)がみられます。その結果、食事量が減り体重が減ってしまいます。また、まわりの臓器への浸潤による症状もみられます。食道・気管支瘻ができると嚥下性肺炎を併発し、大動脈に浸潤すると大出血を起こします。反回神経を巻き込むと声帯が動かなくなるので嗄声になります。交感神経を巻き込んだときは同側の眼瞼下垂、縮瞳(ホルネル症候群)が、迷走神経を圧迫刺激すると徐脈がみられます。さらに上大静脈を圧迫した場合は顔面に浮腫(むくみ)が現れます。

食道がんの検査法

早期発見に内視鏡検査が有効で、ルゴール散布による観察と生検組織診断を行います。透視検査は診断力が落ちてしまうので早期診断には向いていませんが、病変の部位、進展を判定するのに役立ちます。

隆起型食道がんの類似病変に良性腫瘍である食道ポリープがあります。その時は生検組織の病理検査を行って判断します。

肉眼的分類は胃がんとほぼ同じで、そう胃がんを粘膜下層までの0型(表在型)として、進行型を1~5型までに分類しています。

食道がんの治療

早期がんではポリープ切除術(ポリペクトミー)と同様の手技で内視鏡下粘膜切除術が行われます。進行したものでは外科手術によって切除するのが基本的であり、リンパ郭清や小腸を使った食道再建術が行われます。

手術ができない場合には、放射線治療や化学療法(5-FU、シスプラチンなど)が行われ、効果がみられることがあります。それらの治療ができないものに対しては、内視鏡を用いて食道ステントと呼ばれる管を口から挿入し、食道の通貨路を確保することもあります。良性のポリープの場合は経過観察になります。

進行度によって異なりますが、5年生存率は20%前後と考えられています。

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